NALでは、2021年の目標を含め、生産性と品質を向上させ、顧客の信頼と満足度を高めるために、今後もバグ率の低減に努めてまいります。

バグというのは、ベトナムIT企業を含めたIT分野では、あまり奇妙な概念ではないのではないでしょうか。バグとは、不正確な結果や予期せぬ動作を引き起こすコンピュータプログラムやシステムのソフトウェアエラーのことです。コーディングプロセスを通して、「バグがあること」は避けて通れない問題です。
バグはどこにでも潜んでいます。すべての状況を予測することはできませんので、その数を最小限に抑えることしかできません。そのため、バグ率の低下に力を入れることは、ベトナムIT会社を含めた全てのIT企業が目指すべき目標の一つです。
NALでは、2021年の目標を含め、生産性と品質を向上させ、顧客の信頼と満足度を高めるために、今後もバグ率の低減に努めてまいります。
ベトナムIT会社は、それぞれに具体的なバグ率低減の方法を持っています。NALでは、この目標を大きく3つの方向性で実施しています。
1. 管理者・テスターのためのプロジェクト管理におけるバグ率の低減
– 管理ツールの統一、ジョブ分割ルール、ジョブラベリング、「バグ」と「欠陥」の概念定義など、マネジメントを透明化するための活動を整理する。
- マネジメントの実務経験を共有するための議論を行い、組織のソフトウェア制作プロセスを継続的にアップデートする(プロジェクトマネジメント)。
- テスターとBAのための活動を組織化する:実際のプロジェクトでテストスキルを強化する(理論だけではなく)。
2. 開発者のための本番工程でのバグ削減
– コードカバレッジ70%以上のユニットテストを適用する。
- ユーザーテスト(UAT)の記述と実装に関するディスカッションとトレーニング活動を組織します。
- マージリクエストやペアプログラミングのクロスプレビュー
- ソースコードの品質(クリーンコード)を自動的にチェックするツールの適用
- git-flowの標準を適用する。
3. 開発者とモニターのための製品運用時のバグ削減
– 多くの技術を適用してメトリクスを測定し、システムを24時間365日監視する。
- 生産に関するエラーを自動的にマネージャーに報告する。
- レポートを生成し、データを分析する。
2021年のバグ率の見通しが5%を下回る中、NALの生産チームは、可能性のあるバグの数を最小限に抑えるために、学んだ教訓に基づいて新たなアクションを開始するために懸命に取り組んでいます。当初、2021年第1四半期の最初の2ヶ月間はプラスの数字をもたらし、時間を効果的に節約しながら作業量を減らし、生産性向上の課題となっていました。
NALの戦略目標の一つであるBug Rateの削減に向けて相当な努力をしたことで、同社の取締役会は、200%の成長に向けて目標とする戦略を継続的に開発していることを確認しました。そして、顧客に絶対的な信頼と満足をもたらすベトナムの主要なIT企業の一つになります。
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