日経新聞によると、ベトナムは東南アジアでは初めて、日本政府は海外の需給網が混乱した場合に、石油の供給を確保するためのオイルシェアリング協定を盛り込みたいと考えています。

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日本はベトナムにオイルシェアリング協定への参加を望んでいます

 日経新聞によると、ベトナムは東南アジアでは初めて、日本政府は海外の需給網が混乱した場合に、石油の供給を確保するためのオイルシェアリング協定を盛り込みたいと考えています。

 日本は、ASEAN加盟国との間でオイルシェアリング協定の構築を進めています。それに伴い、それぞれの国が原油、ガソリン、軽油などの石油製品を個別に備蓄し、供給が途絶えた場合に備えます。

 現在、日本は国内消費量の200日分の石油備蓄を行っていますが、東南アジア諸国の中には1ヶ月分の備蓄しかない国もあります。

 日本をはじめとするASEAN諸国は中東からの石油供給に大きく依存しており、交通機関が混雑しやすい状況にあります。3月にはスエズ運河でコンテナ船が立ち往生し、サプライチェーンに支障をきたしました。

 日本がベトナムに石油の共有を提案したのは今回が初めてで、パンデミックが収まり次第、協議を開始します。

 日本はベトナム以外にも、インドネシア、タイ、マレーシアなどのASEAN諸国と同様の協定を交渉・締結しています。また、日本はフィリピンとの石油備蓄計画の策定を指示しています。

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