2020年7月現在までも、新型コロナウイルスの状況は複雑であり、全世界の経済に悪影響を与えています。ベトナムは、新型コロナウイルスをうまく制御しているものの、国内経済、特に貿易、観光、外国投資の分野も悪影響を受けています。

　新型コロナウイルスの悪影響を最小限に抑えるため、ベトナム政府は企業の生産および事業活動を支援する方針を打ち出しました。

　ベトナム計画投資省-企業登録管理局のデータにより、2020年7月にベトナムには新規設立企業が13200社ありました（前年同期比6.9％増加、6月比3.8％減少)。登録資本総額が239.297兆ドンであり（前年同期比71.9％増加、6月比72％増加)、従業員数が91367名でした（前年同期比3.7％減少)。

　一定期間の事業を停止した企業数は3372社であり、前年同期比34.8％増加され、6月比4.8％増加されました。解散待ちの企業数は3068社であり、前年同期比24.2％増加され、6月比20.2％減少されました。解散手続きを完了した企業数は1504社であり、前年同期比4.9％増加され、6月比9.9％増加されました。

　登記をした本社所在地では作業していない企業数は4591社であり、前年同期比31.1％増加され、6月比10.8％減少されました。その企業は本社所在地が変更した、あるいは事業を停止したにもかかわらず、関連役所に報告していない可能性があると思われる。